生産性向上に向けて“経営層”がなすべきこと

 介護ロボット、ICT機器を活用して介護現場の生産性の向上を実現する取組みが推進されています。現場への取組みがフォーカスされがちですが、事業所運営は経営層がいてこそ成立します。介護現場と経営層がしっかりと生産性の向上を行う目的や意義を共有して取組むことが大切です。ただ経営層も介護現場に全員が精通しているということは少なく、経営に必要な専門知識を用いて現場運営を支援しているという事業所も多いと思います。その中で経営層が介護現場の生産性向上に向けてなすべきことは『セキュリティ体制』の構築であると考えます。近年の介護ICT導入支援事業補助金は申込み要件として「SECURITY ACTION」宣言をしていることを求めています。インターネットが発達しデジタル化が進むことで個人情報をネット空間で保存、管理するケースが増えています。介護現場においても各種個人情報を管理しており、その情報が流出することは法人・事業所にとっては信用を失うことになり大きな痛手となります。経営層が、本気でデジタルを活用して生産性向上を行うという意思を示すために『セキュリティ体制』の構築を第一歩として取り組んではいかがでしょうか。

 

株式会社シェアサポート(Share Support)

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