厚労省は2040年に必要な介護職員数を280万人と示し、各種取り組みを行った結果、2010年度には143万人だった介護職員数が2019年度には、約211万人に増えており、10年間の増加率は47%となっています。主な働き手の人口(20歳から64歳)が8%減少しているなかでは大きな成果があったと思います。
このペースでいけば目標達成となりますが、これからの20年間は主な働き手の人口(20歳から64歳)が20%程度減少しどの業界でも人材確保が困難な時代となるなか、介護業界だけが目標の人材を確保することは高い壁のように感じます。
そのような時代の流れのなかで、自分たちができることは“限られた人数の中で多くの高齢者に良質なサービスを提供するために新しい技術を導入”し、その日に備えること、備えをはじめることではないでしょうか。
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