先日とある施設に訪問し介護機器導入に関するご相談を受けていました。その施設では看取り期の見守りを充実させたいという希望がありました。看取り期に入ると呼吸をしているかが心配になり頻回に訪室して確認してしまう。また夜間は他の業務と重なり一定時間確認することができなかった間に呼吸停止しているということもあり職員には相当の負担となるとのことでした。そこで呼吸・心拍の確認に精度の高い機器を試用してみたいということで某商品を紹介し試用することとしました。試用設定にあたり、呼吸および心拍の確認が取れなくなってから「5分」経過したら通知する設定にして欲しいとのことでした。5分は長すぎると思い、もう少し短い時間での通知を確認しましたが、「1分」で通知があっても処置などはしないのが看取りなので「5分」で十分とのことでした。目的がしっかりと絞り込めていると時間設定にも根拠があることに驚き、やはり「答えは現場にある」ということを改めて実感しました。
看取りを見守る
株式会社シェアサポート(Share Support)
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