“一気通貫”の理想と現実

昨今、ビジネスの世界で“一気通貫”という言葉がよく使われています。省庁の資料の中にも一気通貫の文字が見えます。学生時代にはよく麻雀をしていた私にとっては慣れ親しんだ言葉でいわゆる“イッツー”と言っていました。介護業界でも現場記録から報酬請求までを途切れなく流れること(一気通貫)を目指して介護ロボットを含めた検知記録との連動を進めようとしています。ただ結果としては思うようなもになっていないと思います。大きな要因は施設内で使用しているPHSの存在があると思います。ナースコールの受信はPHSで受け取ります。反面現在の介護ロボットを含めたICT機器はスマートフォンを用いたアプリケーションが主流になります。導入したのは良いですが、ナースコールを受ける為のPHSとロボットからの通知をうけるスマートフォンが2台混在し、逆に『使いづらいを生むこと』になります。

導入の際には使い勝手がよい、負担軽減がはかれるという介護ロボットの機能にとらわれずに運営上、違和感がないかも事前に確認、協議しておくべきと考えます。

株式会社シェアサポート(Share Support)

埼玉県飯能市にある介護・福祉にコンサルティング会社です。是非、サイトにお立ち寄りください。

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