介護施設に介護ロボットを導入するにあたり、まず行うことは現場職員が業務上、何に負担を感じているのか。改善を期待しているかを把握することです。その課題を短期間で効率よく把握するために「気づきシート」なるものを作成し、性別、職種、年代は記入いただくものの匿名にしたアンケートを実施しました。匿名ということもあり介護業務内でのお困り事を記入頂き、多くの方が腰痛が気になる、負担がかかっているという結果が得られました。反面、介護ロボットに関係のない日常業務上の不満なども記入されていました。目的は課題の抽出ですが、結果として不満の抽出も行うこととなってしまいました。施設側としては決して耳障りのよいものではないので大変申し訳ないことをしたと反省し、今回の反省を活かして「気づきシート」の全面見直しを行い、課題を的確に把握できるようなシートにしていきたいと思います。
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