10月22日第189回社会保障審議会 介護保険給付費分科会が開催されました。その資料の中で各サービスにおける介護保険制度改正における方向性が見えてきました。下記に要点をまとめます。<訪問介護>・特定事業所加算は区分支給限度額から除外。・通院等乗降介助において出発地および目的地が居宅以外の目的地間の移送でも算定可能。・看取り期における訪問介護に対する評価が新設。<訪問入浴>・部分浴実施における減算幅が縮小。・初回、初期の対応に対する評価が創設。<訪問リハビリテーション>・退院および退所直後のリハビリテーションを充実する観点から現状6回の算定限度が診療報酬と同じく上限が12回となる。・介護予防リハビリテーションの利用が長期間に渡っている利用者への要件が見直しをされる。<居宅療養管理指導>・独歩で家族や介助者の助けを借りずに通院できる者などは算定できないことを明確化。・居住場所に応じたきめ細かな評価の検討(診療時間、移動時間を勘案して)。分科会での議論も年内の取り纏めにむけた毎週のように会議が開催され、方向性が示されています。引き続き、会議でのポイントや気づいた箇所を報告して参ります。
各サービスの制度改正の方向性が明らかに
株式会社シェアサポート(Share Support)
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